ブックトラベル

今月は何がなんだかよくわからないまま10月が終わろうとしている。


体調不良でフルコンボを達成したり、仕事でもう!ってなったり、おっちゃんに私怒ってるの!って直接言ったり変な一ヶ月だ。

ちなみに今はピンピンだけど。


そんなときには気分転換。

美味しいものを食べる、文章を書く、本を読む...

特に読書は好きだ。

シフトの時間に組み込んでほしいぐらい。

ただ読み始めたらしばらく戻らないけど。


読書は心の旅だ。

非日常へと連れていってくれるし、読み終えて帰ってきたときには嫌なことを忘れてすっきりしている。


壁際の読書の旅を思い返してみる。

今日は小説編。


旅に出かけるためには準備からスタート。

本屋に寄って一通り見て、気になるタイトルを手に取る。

ときには人にオススメを伺う。

面白い方たちが薦める本は間違いなく面白い。

このプロセスは普通だけど、もうこの時点からワクワクが止まらない。

本は一期一会。

運命だもんね。


読む一冊を決めたら読書の環境を整えよう。

場所は静かならどこでもいい。

電車、仕事の休憩、家、カフェ。

大事なのはBGM。

無音でいけるときもあるけど、大抵は旅の入り口で足踏みしちゃう。

一週間ほど前までは優しめのJ-POPを聞いていたけど、安眠用のBGMにチェンジ。

出発して数秒で入り込んでいけたし、めちゃくちゃ捗った。

旅の終わりに抜け出したときに頭がクラクラしちゃったけど。


準備を終えれば旅に出よう。

理解力があまり無いので、集中してとにかく話についていく。

話に入り始めると、人物の声が聞こえてくる。

自分ではない、別の人の声。

おそらく人物像を見て、自動的に組み立てられているようだ。

情景もありありと見えてくる。

ドラマを見ているようだ。


入り込みすぎると弊害がある。

過去の事例だと、

・人物の過去の悲しい話を泣きながら聞き入る

・小説内で人物が喋っているのを、現実と勘違いして口頭で反応する(メールでもよくやっちゃう)

・ミステリーで最後の種明かし中に、ハッとなってスマホを飛ばす


ほどほどに読めるようになるのが理想。

静かに読みたい。


仕事等で中断されつつ、小説を読み切る。

旅が終わり、一旦帰宅する。

旅を振り返ってから日常に戻っていく。

そしてまた旅に出る。

ずっとこの繰り返しだ。


先週月曜日から土曜日まで旅に出ていた。

たくさん余韻に浸ったし、次の旅へ出かけようと思う。


今度はどんな本でどんな人に出会えるだろう。


さあ、そろそろ準備をしようか。