うへへウィーク

ここしばらくはソワソワしている日が続いている。徐々に寒くなりトイレが近くなっているのだろうか。

いや、ユニットライブの日が近づいているからだ。

それにしても月日が経つのは本当に早い。


やるべきことはさっさと片付け、やりたいことに早めにシフト出来てればいいな。


今月の大仕事が昨日無事終わった。

社内で小一時間ぐらい新人さんの前で話す仕事。これがネタの数十倍緊張する。

前日準備の関係で帰宅が22時を越えて、寝不足だったもののなんとかなった。というかなんとかしたぞ。


前日、要するに月曜日は、天然娘がこの一年で一番笑った日だった。

新人さんの準備を一日で一気に進めることとなった。天然娘も一緒に。壁際は残業を減らしたい一心でダッシュで準備を進める。一方で、天然娘はのんびりと仕事を進める。

ちょっと急かしたくなる。でもマイペースに進む。壁際がスピードアップするしかない。

壁際がスピードアップしているときは、無口で返事がとても淡白らしい。天然娘がニコニコで話しかけてきても、そっけない返しか適当なノリの返しかどちらかになってしまう。


天然娘が規則正しく置かれた資料を見て、「なんか祀ってるみたいやね」と言った。

めちゃくちゃ手が離せないタイミングだったので、スルーか乗るか一瞬悩んだがすぐに答えが出た。

祀ってある資料に向かって、ははーと無言で敬意を捧げてみた。


天然娘はめちゃくちゃお腹を抱えて笑っていた。

動きよりも、バタバタに関わらずジェスチャーのためだけにわざわざ手をあけたのがツボだったらしい。たしかに目の前でされたら同じように笑っていたかもしれない。2人で今週いっぱいしがみ続けている。


天然娘と準備の合間にランチをしたのだが、そのときにしてくれた話もまだ頭から離れないでいる。


天然娘は毎晩、就寝前に友だちとLINE通話をつなぎ、通話状態のまま寝落ちしているとのこと。そして、その生活を半年ほど続けているらしい。

不思議だ。

寝てしまうと繋がっていてもいなくても関係ないのに。


天然娘いわく、電話越しに一緒に寝ている感覚でとても落ち着くんだそう。オンライン同棲やん...とは言えずにそうなん!?と返してみた。毎晩寝落ちの誘いは「しよ?」だけで通じると聞き、天然娘が純粋に育ってくれるようにひたすら祈っていた。


今週はそんな週。

たくさん笑って穏やかな日々を過ごしたいと思う。

 

やむやむ

メルティーキッスがやってきた

冬季限定、季節を知らせにきたようだ

職場のあちこちに箱で置かれている

待ってました!と口々に言う

モテる食べ物はいいね

何でもモテるに越したことはない


モテ食の話はこちらまでやってきた

カフェインダメな奴のところにも

食べたい チョコ半年ほど食べてない

しんどくなるかも でも食べたい

一口ならいける? 一か八か

思い切って上司のチョコを一口


半年ぶりにチョコが舌の上で溶けた

美味!そうそうチョコってこんな味!

なんなんだろう?この美味しさ

久しぶりの感動、ミスメルティー

もう一口おかわりしたいな

体調がわからない、一旦ストップ


体内をチョコが駆け巡る

数分で脳にたどり着いたようだ

体にも到着の知らせが十分伝わった

脳が痒い、明らかな違和感

しんどさはないけどフラフラと足痺れ

一口にしておいてほんとによかった


フラフラの解決法はただ一つ

多めの水分を摂って体外へ排出

フラフラなくなれ、願ってゴクゴク

2時間かかってカフェイン撤収

一口のチョコに時間かかりすぎ

そりゃカフェイン製品無理だ


メルティーキッス美味しかったな

おかわりしたくなるぐらい良かった

フラフラするけどまた食べたいな

限度量がわからないから調べたい

救急搬送されない程度で楽しめたらいいな

メルティーキッス、またどこかで

 

ねえねえ、あのね

この土日はナメクジのように動く時間が多かった。

2週間ぶっ続けで動いたからだろうか。

まあナメクジ期間中でも頭は動くもので、やりたいことを淡々と進めてみた。

ドロドロポチポチ。


一か月ぶりにセルフで前髪を切った。

切ろうと言いつつ放置してたらえらいことになっていた。

糸通しもろくに出来ないぐらい不器用な壁際でも、セルフカットは得意な方だ。

先に真ん中の髪を切り、基準の線を作ってそこに合わせて他も切るだけで簡単に綺麗なぱっつんが出来る。

ただ今回は基準の線がオン眉になってしまったので、あてにはならなかった。

ぱっつんみたいなものが完成。

来月美容院に行くまでの応急処置。

後ろもばっさりいってやろうかと悩んだけど、今することじゃないと判断して思いとどまった。

壁際も大人になったんで。


大人になってもまだまだ楽しめる。

いよいよユニットライブまであと一か月強となった。

今年一年仕事を頑張ったご褒美。

飲みながら話していて思い出した。

そもそも5か月前の壁際は、このライブを仕事のご褒美と位置付けていたことを。

そういや、なんでこのライブをやろうと提案したか言ってない気がする。

動機はいろいろあるのだが、ここでは一つだけにしておこう。

壁際が自宅で想定したときに、面白くて楽しいものになるだろうと直感で思ったからだ。

壁際自身がどうなのかは世間様の評価なので、ここでは割愛。

ただ今回一緒にライブに出てくださる、永久保存ちゃん、神聖な大木さん、とうふ第三軌条さんのお三方を他己紹介してと言われたら、面白い方々ですよ!と間違いなく自信を持って言える。

だから楽しいライブになるだろうというわけだ。


当初の想定を大きく越える、楽しいライブになりそう。...というかそういうライブだ。

最初から最後までたくさんのネタをゆっくり楽しんでいただきたい。

開場時間についてのアナウンスはまだなので、非公式な言い方で申し訳ない。

とにかく15時にご着席いただけるよう、ほどほどの時間にお越しいただけるとありがたい。

決まれば公式でアナウンスするので。

 


【けっさくのもり】

日時→12月16日(日)15:00開演(17:00終演予定)

場所→なんば紅鶴

出演→駅長の私服・目深

料金→¥1000(+1drink¥500)

 


楽しんでもらえるライブをお約束するので、是非お越しいただきたい。

当日夜なんばで別ライブを観に行かれる方も、2時間ほど出発を早めていただいて是非紅鶴に寄っていただけると幸いだ。


壁際自身、元々企画を立てるのが好きで、ニッチなものやあまり人がやらなそうなことであれば自分で企画してやりたいと普段から考えている。

家庭の事情と体力等で、実行出来る数はかなり限られているが。

今年は特に休み明けで動くということもあり、たくさんの時間をかけている。

おかげさまで、今年も楽しくやらせていただいている。

今年は今年、来年は来年。

来年やりたいことは来年に企画、実行する。


まずは今年の残り期間を全力で。

楽しいライブにするぞ~!

楽しみだー!!

 

ブックトラベル

今月は何がなんだかよくわからないまま10月が終わろうとしている。


体調不良でフルコンボを達成したり、仕事でもう!ってなったり、おっちゃんに私怒ってるの!って直接言ったり変な一ヶ月だ。

ちなみに今はピンピンだけど。


そんなときには気分転換。

美味しいものを食べる、文章を書く、本を読む...

特に読書は好きだ。

シフトの時間に組み込んでほしいぐらい。

ただ読み始めたらしばらく戻らないけど。


読書は心の旅だ。

非日常へと連れていってくれるし、読み終えて帰ってきたときには嫌なことを忘れてすっきりしている。


壁際の読書の旅を思い返してみる。

今日は小説編。


旅に出かけるためには準備からスタート。

本屋に寄って一通り見て、気になるタイトルを手に取る。

ときには人にオススメを伺う。

面白い方たちが薦める本は間違いなく面白い。

このプロセスは普通だけど、もうこの時点からワクワクが止まらない。

本は一期一会。

運命だもんね。


読む一冊を決めたら読書の環境を整えよう。

場所は静かならどこでもいい。

電車、仕事の休憩、家、カフェ。

大事なのはBGM。

無音でいけるときもあるけど、大抵は旅の入り口で足踏みしちゃう。

一週間ほど前までは優しめのJ-POPを聞いていたけど、安眠用のBGMにチェンジ。

出発して数秒で入り込んでいけたし、めちゃくちゃ捗った。

旅の終わりに抜け出したときに頭がクラクラしちゃったけど。


準備を終えれば旅に出よう。

理解力があまり無いので、集中してとにかく話についていく。

話に入り始めると、人物の声が聞こえてくる。

自分ではない、別の人の声。

おそらく人物像を見て、自動的に組み立てられているようだ。

情景もありありと見えてくる。

ドラマを見ているようだ。


入り込みすぎると弊害がある。

過去の事例だと、

・人物の過去の悲しい話を泣きながら聞き入る

・小説内で人物が喋っているのを、現実と勘違いして口頭で反応する(メールでもよくやっちゃう)

・ミステリーで最後の種明かし中に、ハッとなってスマホを飛ばす


ほどほどに読めるようになるのが理想。

静かに読みたい。


仕事等で中断されつつ、小説を読み切る。

旅が終わり、一旦帰宅する。

旅を振り返ってから日常に戻っていく。

そしてまた旅に出る。

ずっとこの繰り返しだ。


先週月曜日から土曜日まで旅に出ていた。

たくさん余韻に浸ったし、次の旅へ出かけようと思う。


今度はどんな本でどんな人に出会えるだろう。


さあ、そろそろ準備をしようか。

恥族の話

数ヶ月前から念願の一人暮らしを始めて

そのタイミングで恥族(はじぞく)って集団の隣に引っ越した

彼らは生活スタイルは私たちと何ら変わらないけど

恥をかいたと思ったら、死んだフリをするらしい


引っ越した翌日の昼、ホームパーティに招待された

引っ越してきたお祝いだってさ

一般人1人対恥族15人

圧倒的に劣勢、でも興味が湧いて行ってみた


ドアを開けたら恥族たちが

みんな笑顔で迎えてくれた

美味しいワインを片手に乾杯

飲みながら談笑もしながら


ワインをちょっと飲みすぎたかな?

トイレに行きたくなってきた

料理はまだだしセーフってことで

10分間座ってこもった


トイレから出てきたら

15人揃って死んだフリしていた

1人の白シャツには赤色のシミ

1人だけは本物の事件?


まず警察に伝えよう

血がついた人1人と死んだフリが14人います

また恥族か、警察からのため息

よく通報は受けてるけど

問題なし、大丈夫


一旦冷静に考えてみる

血の人は本当に血が出てる?

シャツの匂いを嗅いでみる

なんだか美味しそうな匂いがする


血の匂いじゃない!ちゃんと生きてる!

だったら何があったんだろう?

辺りを見回すとテーブルの上には

私の知らないミートソースパスタ

ミートソースパスタ、赤色のシミ

そうか!すすったときに飛び散ったのか!


ということはこの恥族たちは

招待客がいない間に

パスタを茹でてソースを和えて

勝手にいただきますをしていたな!

置いてけぼりにされたけどスッキリした

15人の恥族を1人で皆起こそうじゃないか


いろいろ声をかけてみた

ミートソース飛ばしちゃいました?

ミートソースって美味しいですよね!

Tシャツの赤い点々おしゃれですよ!


逆効果だった

死んだフリから死後硬直に変わった人がいた

飛ばした人はわかるんだけど、他の人が死んだフリをしているのはなぜだろう?


何度声をかけても起きる気配がない

生き返る気配がない、解決策はない

思い切って自分の話をしてみた

「友だちの家の庭にあったスプリンクラーにチョコレートを詰めて、出禁になったことがある」


恥族が一斉に生き返った

こっちを見て笑顔になっている

自分たちの失敗は大いに嘆くけど

人の失敗は笑って流すんだね


それからすぐに夜になり

ホームパーティがお開きになった

恥族皆で見送ってくれて

「是非また遊びにきてください!」

引きつり笑顔ではいと答えた


それ以後もときどきパーティーに誘われる

1パーティーにつき1死んだフリをされるし、

毎回ミートソースパスタが出てくる

学習しない恥族たちだ

るんるんの途中

10月も楽しい。

毎月楽しい。


先週のPSJもサシ飲みも仕事も全部。


先週13日は、ポエトリースラムジャパン2018大阪大会へ出させていただいた。

自分の書いた詩を朗読する大会。

制限時間は3分。


「楽しそう!」の直感だけでエントリーした。

エントリーの動機はほんとにそれだけ。


後付けの動機もちゃんとある。

人の紡ぐ言葉をたくさん聞きたい、表現方法のバリエーションが知りたい、自分が今どこまで出来るのか知りたい...

エトセトラ。


エントリーしたはいいものの詩を書いたこと、朗読をしたこと、どっちもなかった。

詩ってどうやって書くんだろう?

そこからのスタートだった。


まずは、自分がイメージする詩を1本書いてみた。

...うーん、こういうことなのか??

1本で詰んだ。

ポエトリーリーディングの動画を探してヒントを得る。

そこで詩の自由さを知った。


最終的に詩を6本書いた。

ただ1本は書いてすぐボツにしたので実質5本。

書きたいことをただひたすら書くのが楽しかった。

5本ともお気に入り。

ちょっと休憩は要るが、まだまだ書けそうな気がする。


当日の面白かったところはツイートしたので割愛。

エゴサでご本人に無事届いていてよかった。

ツイッターは便利だ。

届くべきところに言葉を運んでくれるから。


壁際は1回戦敗退だった。

もう少しで突破出来たかもしれない分、都合でリーディングの練習があまり出来なかったのが悔やまれる。

来年はそこら辺のスケジュールを上手に調整するつもりだ。

詩自体が...だったかもしれないけど、そこは自分の現時点のベストがそこだと思うしかない。

いろんな言葉をインプットして、そこから満足出来るものを作り上げられたらいいかな。


それにしても、他の方の詩がとても興味深かった。

面白い話がたくさん聞けた。

今回聞いた詩の詩集が出たら、即買っているだろう。

まだ思い出して、一人で静かにしがんでいる。


今回は言葉の表現方法の多様さと、朗読の奥深さを知ることが出来た。

言葉の使い方、前フリ等話の持っていきかた、抑揚のつけかた...

今後のネタや仕事で使えることがたくさんあった。


すごく有意義な日だった。

そしてなにより楽しかったー!!


来年も是非参加したい。

そのときには今以上のものが書けてたらいいな。

いろんな技術を身につけていこう。


また来年!

ポエトリー「画家の見習い」

どうしよう、慌てふためく

バイト初日にやっちゃった

画家の見習いやりたくて

めちゃくちゃ面接頑張ったのに


画家の先生デッサンしたくて

梨を一玉買ってきた

まばゆいほどの光を放つ

最高級黄金の梨


そんなことなど露知らず

一玉丸ごと食べちゃった

バイトに入ったお祝いと

てっきり勘違いしたもんで


梨がない、先生が騒ぐ

近くの人たちみんなで探す

探せど探せど出てこない

だって見習いの食道の中


一口かじるとしっとり甘い

感動的な梨だった

この味みんなに伝えたい

でも食べたとバレると怒られる


農家に片っ端から電話してみる

いい梨が要ります!今欲しいです!

さすがにすぐは無理だった

黄金の梨、補充はできず


先生に白状してみる

私が全部食べました

みんな一気にこっち見る

先生ハテナが止まらない


そういや君は誰だっけ?

見習い初日の者ですが

雇った記憶がないんだが

面接全員落としたし


手紙はちゃんと読んだかい?

まだ封筒すら開けてません

そこに不採用と書いてある

確認不足が止まらない


張り切ったけど見習いじゃなくて、

単なる不法侵入だ

おまけに梨も食べちゃった

不法侵入、梨泥棒


本当に梨を食べたのか?

はい、美味しくいただきました

だったら証拠を見せてくれ

頭を抱える梨泥棒


芯でも軸でも見せますよ

他の梨でもあるだろう

その梨ってとわかる証拠は何か

それにしかない特徴って何だろう?


先生思い出したことがある

その梨食べた人の胃は

まばゆい光を放つらしい

カーテン閉めて電気を消そう


消した瞬間、胃袋が

金色綺麗に輝いた

やっぱり黄金の梨はすごい

一同拍手、梨泥感動


解決したから部屋を出よう

先生そこに待ったをかける

泥棒なんだし反省しなさい

警察行って怒られる


バイトじゃなくてなんでもなくて

こちらはただの梨泥棒

次こそ面接ちゃんと受かって

見習いやって梨食べよう