待ち合わせ
現実と夢の狭間で漂っているクラゲのように、心も体もふわふわしている。
体の芯がどこかに行ってしまいそう。
力が抜け切った証なのかもしれない。
というわけで、昨日スレッジハンマー安藤さんとのユニットライブ『待ち合わせ』が無事に終演した。
今回は普段別コンビで活動している者同士が、ピンとユニットでネタをするという珍しいタイプのライブだった。
壁際自身、企画段階から当日まで珍しいタイプのものとは思ってなかったけど、そういうお声をいただいていたってことはそうなんだろうな。
早速だが、今回のセットリストはこちら。
何回見てもエグいセットリストだ。
ちなみにピンネタのタイトルはまたやる可能性を加味して内緒とさせていただいている。
改めて見るけど、よくユニットでこのネタ数をしようと自分で言ったもんだ。
ネタを好きなだけ書いて好きなだけやる、やりたいことを存分に練り込ませてもらった。
ピンも漫才もコントもOP・ブリッジ・EDもぜーんぶ好きだったな。
たぶんやったことがないようなネタだったからだとは思うが、コンビニのコントがやってて一番楽しかった。
話が体から抜け切らなくて、次の漫才でははあはあ言ってたけど。
エグいセトリでやったので、前のネタの感情に壁際は何度も引きずられそうだった。
安藤さんはどうだったんだろう?
個人的に、安藤さんのピン1本目と漫才でどう感情切り換えたのかすごく気になる。
しまった、昨日聞けばよかったな。
漫才3本のうち、「電車」は壁際が書いて、残り2本を安藤さんに書いてもらった。
人に書いてもらった漫才やるのはとっても楽しい。
自分じゃ絶対に書けないタイプの好きな漫才が出来るので。
2本ともめちゃくちゃ好きだったな。
今回の『待ち合わせ』はとーーーっても楽しかった。
構成を考えてオファーをして、ネタ作り、ネタ合わせ、当日まで全て楽しかった。
ユニットでやることの魅力の一つは、他の人のネタの作り方を覗き見出来ることだ。
今回もたくさんふむふむしたな〜。
ネタ作りは三者三様。同じネタの作り方をする人はいないので、ものすごく興味がある。
あとネタ合わせもだね。
諸々のことでやったことがない作業が多く、脳内を捻くりまわすこともあったが、全く苦にならなかった。
趣味では頑張らないって決めているので。
自分のやりたいことをするために必要な作業は、頑張らなくても出来ちゃうもんねー。
つくづく事務系作業に強くて良かったと思う。超余裕。
我々演者はめちゃくちゃ楽しんでさせてもらったので、お客様にも楽しんでいただけていれば幸いだ。
いろんなイベント事が重なっていたにも関わらず、『待ち合わせ』を選んでくださったお客様には感謝の気持ちでしかない。
今回ご都合が合わなかった方、リツイート等で少しでも気にかけてくださった方にも感謝。
そして、今回はライヴ喫茶亀をお借りした。音響や照明をやってくださった嶋仲さんには、終演後にお礼を申し上げた。
ネタを見ていただいて、感想くださったのがめちゃくちゃ嬉しかったな。
いろんな人に感謝しないとね。
他の誰よりも、今回出ていただいたスレッジハンマー安藤さんには一番感謝している。
彼がオファーを受けてくれたからこそ、4/20の『待ち合わせ』が実現したので。
最後になったが、安藤さんについて僭越ながら少し他己紹介させていただきたい。
彼はネタっていう作品を、他の人がしている以上に大事に出来る人だ。
ネタを見せたときやネタ合わせ中にくれた言葉とか提案だったり、本番で変えてきたところだったりで、「そうか!」と気づくことがあった。
その部分と元々持ってるセンスと器用さが相まって、ものすごくいいネタをしている。
今もめちゃくちゃすごいんだけど、これからももっとパワーアップしていくんだろうな。
とっても楽しみ。
壁際が個人的に思って書いてることなので、本人の気に障ったら申し訳ないな。
今回のピンネタ2本ともめちゃくちゃ面白かった。
ネタの好きだったところを、まあまあな文字数で書けちゃうんだが、ネタバレに繋がるのでやめておこう。
2本ともこれから育っていくネタだろうから、もし別の機会に見れたら静かに「おー!」ってなってると思う。
育っていくネタが書けるのいいな。
あー、『待ち合わせ』終わっちゃったな。
ライブ直後の多幸感と、翌日にやって来る独特の寂しさ。
たぶんライブが無いと独りになるからなんだろうな。
独りは割と辛いので、元気になる方法を考えよう。
また、気持ちを整えて前を向いていかなきゃな。
次はどんなものを皆さんに見ていただこうかな?
壁際はやりたいことしかやらない。
やりたいことが決まれば告知をするので、もし少しでもいいなと思ってくださる方がいればお越しいただけるとありがたい。
それではまた次回、どこかの会場で。